preparing for current
2006-03-31


最近、ふと current を使ってみたいという気持ちに駆られる。速いエミュレータやコンピュータ自体も速くなっているからか。昔、Bochs を使って、OpenBSD の current を追いかけてみようと思ったが、その遅さから諦めた経緯がある。

まずは、current に移行するためのした準備。情報収集から。

最初に、FreeBSD Handbookから。ここの記事によると、/usr/share/examples/cvsup にある standard-supfile を使えばいい。一般的なやり方でやるのならば、唯一変えるのはサーバの指定のみ。

さらに、 cvs-allcurrent のメーリングリストを購読するようにとある。Web 上で見られるので、あえて登録はしない。 announceQA も大した量ではないので、目を通す予定。

デバッグ用コードが入っているので、


options WITNESS
options WITNESS_SKIPSPIN 
をコメントアウトすると、それが無効に出来る。 また、malloc に変更が入っているので、まずは

ln -sf aj /etc/malloc.conf
をお勧めらしい。これは、インストールしてからまた、詳しく見てみようと思う。

なお、これ以降は色々と思考錯誤しながらの記録となる。作業しながら行程や、思ったことをなるべく細かく記していくつもりだ。まあ、失敗があまりにも続けば、書くもの面倒になるので、軽くまとめだけを書くことになるとは思うが。

特に一般的と思われる環境とは少々違う形で、current を運用していく予定である。そのために、勘違いや間違った思い込みなどを書く可能性も大いにあるだろう。作業手順を間違ったり、抜かしてしまうこともありえる。そのため、current に関する記述はそのまま鵜呑みにしないで頂きたい。程度にもよるが、間違いや勘違いが見つかったときは、新しく記事を書き、元の記事には追記としてそれを参照する予定でいる。

それこそ、current と同じく凸凹の道であり、平坦ではないことを。

[current/stable]
[FreeBSD]

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