市長が家庭訪問
2013-09-17


日曜日に息子と一緒に水泳のレッスンに家を出たところだった。家を出る前に、四人程の初老の人達が隣の家の方から歩いてきているのが見えた。手に何かをぶら下げているので、何かの勧誘かと思って捕まる前に車に乗り込もうかと思ったが、息子が支度に手間取って出られない。

息子が家から出たところで、その人達は玄関に向かって来ていた。捕まってしまったので、諦めて少し話を聞く振りをした後、息子のプールを口実に逃げようかと思ったところ、市長だと言う。最近引っ越して来たかを確認されて、最近ではないが年の始めに引っ越して来たと言うと、ようこそと挨拶された。そして、新居者の「welcome pack」だと、手提げを貰った。確かに、資源ゴミの収集のカレンダーなどは特に役に立つ。二週間毎だと近所から聞いてはいたが、一定していなかったので逃したこともあったのだ。中には町の歴史を書いた本も入っていると言われた。後で見ると、しっかりと体裁された本が入っていて、驚いた程だ。

以前に市長が学校に来て植樹を一緒にやったと息子から聞いていたので、試しに尋ねてみるとやはりそうだったようだ。新居者の自宅を市長が一軒毎に挨拶していると聞いて驚いた。市政の選挙が近付いているようだが、それも兼ねている様だった。今の町は小さい町だが、それでも一軒毎に廻っているのは驚きだった。水泳の帰りに、所々の家の把手に黄色い手提げ袋が掛かっていたのを見えた。

息子に聞くと、顔も覚えているし、この人だと言う。なお、市長が訪れた時に、週末の宿題が無くなったそうだ。学校から貰って来た、苗を植えるときに教えてくれた。その苗だが、育ちが悪く、枯れてはいないが大きくもなっていない。

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