FreeBSD-SA-16:15.sysarch は sysarch システムコールの引数の点検方法が間違っており、カーネルパニックを起こせる。amd64 のみが対象だが、リリースはサポート中の全て。
Errata は二つとも Windows で Hyper-V のクライアントとして FreeBSD を動かしているときのもの。
FreeBSD-EN-16:04.hyperv は 10 系が対象。現在サポート中の 10.1-RELEASE と 10.2-RELEASE になる。KVP ドライバの処理に問題があり、システムの状態を正しく伝えない。Azure 上ではクライアント側がホスト側に正しく動いていることを伝えられず、クライアント側のシステムが動作していないように見える。対応には KVP を使わないか、更新するか。
FreeBSD-EN-16:05.hv_netvsc も Hyper-V 上の問題。対象は FreeBSD 10.2-RELEASE のみ。TCP/IP のチェックサムの入力値の検査に問題があり、パケットが喪失してしまう。回避策は無しで、更新が必要。
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